ライティングについて

ホームページでお客様が伝えるべきことは何なのかを研ぎ澄ましていくと、それは最終的には「お客様の魅力を、ホームページ来訪者に正しく伝える」ことに行きつくと魂司では考えています。

もし既にお客様のお手元に、プロの方が書かれた会社紹介のパンフレットなどがあればその文章を流用させていただくのが手軽ですし費用的にも安価に済みますので、魂司でもこれを最優先にお勧めいたします。
ですが、もしお客様のお手元にこういった文章がない場合、あるいはすでにあるけどどうもいまいち…と感じていらっしゃるのであれば、魂司に文章作成からご依頼いただくこと、すなわちライティングをお勧めします

ホームページにおける文章の重み

巷にはたくさんの「こういう書き方をすると刺さる!」といったハウツーの書籍や記事があるかと思います。例えば「興味を引くように、『〇〇に効く〇〇のコツとは?』という見出しをつける」であったり、「50,000円と記載すると高く見えるので5万円と書く」といったものもたくさん見つかります。

しかし、ホームページ来訪者の方が、お客様のホームページを読んで、お客様のビジネスの魅力を感じ、ここで物を買いたい、このサービスを受けたいここで働きたい、といった気持ちになるためには、そういった小手先のテクニックではなく「読んだ人の心を震わせる文章」であるいうのが魂司のコンセプトです。

これは、文章の上手下手ということではありません。もちろん最低限のクオリティ担保として「誤字がない」「文章の主語述語がねじれていない」といったことは必要ですし、ことばの膨らませ方といったテクニック的なものも多少は必要でしょう。ですが、本質的なところで「読んだ人の心を震わせる」ために必要なのは「読んでいる人の知りたいことがわかりやすく書いてある」という非常にシンプルなところに着地すると考えています。

お客様の会社の「いいところ」

例えば、よい人材を採用したいお客様がいらっしゃるとします。求人の原稿を作成するにあたって、お客様に「お客様の会社の良いところは何ですか?」という質問をした場合、「いや、ごく普通の会社だよ。そんなに際立って良いところとかはないんだよ。だからいい人材が来なくて困ってるんだ。」といった回答が返ってくるようなケースが多々あります。

本当にそのお客様の会社は「際立って良いところのない、ごく普通の会社」なのでしょうか。よくよくお話を伺ってみると、給湯スペースには共用の冷蔵庫とレンジがあったりします。お客様ご本人にとってはそれは「ふつうのこと」なのですが、そこで働くことを検討している人には「社員の多くは、自宅から持ってきたお弁当を共有の冷蔵庫に入れておいて、お昼にレンジでチンすることで温かいご飯を食べています」と表現されたら、どんな職場なのか、少し具体的にイメージすることができます。

こういったことは、お客様にとっては「ふつうのこと」すぎて、かえってその魅力に気付かないものだったりします。えてしてお客様の魅力はお客様自身からは見えず、ほかの会社と比較することができたり、そこで働いていない、いわば「外からの目」のほうがその魅力に気付き、文章として表現することができることが多いのではないでしょうか。

メニューと食レポのちがい

もう一つの例として、飲食業のお客様がお店で出されているメニューの文言を拝見すると「どういったお料理であるか」の説明が中心になってしまいがちです。それは当然だと思います。お客様にとってこだわりを持って選び抜いた素材、何度も試行錯誤して到達した調理方法ですから、そこに言及することはもちろん必要です。

ですが、それを食べる側(=お客様のお客様)にとっては、そういった情報と同じくらい「それは食べたらどんな感じがするのか」という情報が必要です。グルメ番組の食レポを思い出していただくと、レポーターは「歯ごたえがすごくいい」「肉汁が口の中にあふれる」「バターの香りが広がる」といった、極めて感覚的なことばを選んでいるかと思います。そしてそういった言葉はたいていメニューには書かれません。お店に来てくださった方にはそれでいいのです。しかし、まだお店に来ていなくて、ホームページを見ながら「どの店にしようかなぁ」と選ぶ段階にいる方には、そういった自分がそれを口に入れたらどのような気持ちになるのか」を想像していただけることが重要だと魂司では考えています。

魂司でのライティング

このような情報をホームページに盛り込むために、魂司ではライティングをオーダーいただいたお客様には、インタビューを実施させていただいています。可能であればお客様の職場やお店にお伺いし、実際に職場を拝見したり商品に触れさせていただいたり、飲食店様であればメニューの商品を頂戴して自分自身で味あわせていただきます。いろいろ質問もさせていただくので、それなりにお時間をいただくことになると思いますが、そうして「外の目」から見たときのお客様の魅力を文章に起こして、ホームページに適用していきます。その魅力がきちんと伝わり、「読んだ人の心を震わせる」文章にしたり、伝えるために必要なビジュアル上の工夫をしていくことは魂司のしごとの重要なパートです。

お客様のビジネスの魅力を、ホームページを見ただけの人に正しく、リアリティをもって伝えられるように、魂司も日々研鑽を重ねております。ぜひ、ホームページのご発注と併せて、ライティングの利用もご検討いただけたら幸いです。

ライティングの事例についてはこちらの事例などがご参考になるかと思います。

ライティングを含めた費用については料金表をご覧ください。

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